防災

江戸川緑地(河川敷)などが震災時の避難場所から除外

2022年8月14日の毎日新聞で「東京都、津波被害恐れの7カ所を避難場所から除外 河川遡上の恐れ」という見出しの記事がありました。この避難場所に関する記事で江戸川区での避難場所の変更がありましたので、紹介をしておきます。

江戸川緑地(河川敷)などが震災時の避難場所から除外

「震災時、火災の危険がある際に逃げる避難場所について、東京都は4年ぶりに見直した。5月に公表した首都直下地震の被害想定改定を受け、津波による浸水のおそれがある7カ所を除外したほか、『地区内残留地区』を3カ所追加するなどした。」と報道されています。今回の見直しは、私もブログ記事で何回か取り上げているテーマ(など)である首都直下地震の被害想定改定を受けたものです。

そして、この記事では、江戸川区に関して次のようなことが報道されています。

「見直しは2018年以来。被害想定で東京湾から旧江戸川・江戸川や荒川にも津波が遡上(そじょう)する可能性が示されたことから、河川敷や河川区域が含まれる篠崎公園(江戸川区)や水元公園(葛飾区)に隣接する「江戸川緑地一帯」など7カ所を避難場所から外した。

津波の遡上の可能性により、江戸川区の篠崎公園が避難場所から除外されたことが報道されています。このことは大変重要な変更であると思います。

この江戸川区における避難場所の変更は東京都公式サイトの中の「震災時火災における避難場所及び避難道路等の指定」で説明がなされています。江戸川区の避難場所については、東京都の公式サイトで「江戸川区の避難場所指定図」が掲載されています。この変更に伴い江戸川区の公式サイトでも避難場所の変更がされる予定となっているようです。

発生の可能性が高い首都直下地震が起こった場合の避難場所は大変重要なことであると思います。この篠崎公園が避難場所から外されたことについては、多くの江戸川区民、特に小岩地区、鹿骨地区、東部地区の江戸川区民に広くお知らせがなされるべきことと思います。(筆者金井たかし〔高志〕のプロフィール

自治体スクールコンプライアンス研究所 (東京都江戸川区)

弁護士 金井高志(金井たかし)

(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)

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