以前、江戸川区におけるドッグランに関する記事「江戸川区 ドッグランの場所」（2022年9月18日）を書いたことがあり、その際に江戸川区内で飼われている犬の頭数を調べたことがありました。また、最近「江戸川区が簡単にわかる！チャンネル」（第7回）で「篠崎」をテーマにした際に江戸川区の犬の登録頭数の23区内でのランキングの話をしています。そこで、今回は、江戸川区内の犬の登録頭数と23区内での江戸川区の頭数のランキングについて解説してみたいと思います。
東京都福祉保健局の中のページ「令和2年度 犬の登録頭数・狂犬病予防注射頭数（東京都内区市町村別）」に東京都内における区や市などで飼われている犬の頭数が記載されています。登録されていない犬もいるとは思いますが、この登録頭数はほぼ飼われている頭数と同じであると思います。このページでは、23区での犬の登録頭数が記載されていますが、登録頭数の多い順で並べられているものではありませんので、多い順に10位までの並べ替えてみました。
令和２年 犬の登録頭数 ２３区のランキング
１位 世田谷区 39,180
２位 足立区 25,414
３位 練馬区 25,092
４位 大田区 24,989
５位 江東区 23,148
６位 江戸川区 20,426
７位 杉並区 17,586
８位 板橋区 17,584
９位 葛飾区 14,000
10位 品川区 12,912
以上のようになっています。令和2年度のデータとして、江戸川区での登録頭数は約2万頭ということになり、23区での順位は6位ということになります。これだけの頭数が飼われているのですが、江戸川区にはドッグランは一カ所しか設置されていない状況です。犬の飼育頭数を考えるとドッグランの増設は一つの課題であると思います。（筆者金井たかし（高志）のプロフィール）
弁護士 金井たかし（金井高志）
（江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学［江東区］法学部･大学院教授）
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